トイックは日本で就職する上でとてもコスパのいい試験です。
他の英語試験と比べ、取得することは簡単です。例えばトイックで900点取れれば英検1級に匹敵します。
筆者もトイック900点を先に取得することができました。英検1級については単語の難易度がとても高く取得に苦労したのを覚えています。
また、参考書も多くどれを買えばいいか分からない人も多いと思います。
そこで、今まで100冊以上の英語参考書を見てきた筆者が、トイックの勉強には欠かせない参考書をご紹介します。
文法を知っているだけで解ける問題は10〜15問ぐらいあります。
その他の所謂文法問題は、文法というより単語・熟語を知っているか否かの問題なので「ターゲット1900」か「単語王」を覚えて、分からない単語ある度に覚えれば問題ないです。
800点以上を目指すとなるとココも落とさずしっかり勉強が必要ですが、トイックでできるだけ高得点を狙うという点だけ鑑みると費用対効果はあまり高くありません。
したがって、文法の勉強はどんな参考書でもいいですが繰り返しやるだけで大丈夫です。
パート7の文章が読めるのであれば、間違えた箇所を文法書で確認する程度で問題ないと思います。
私がオススメの文法書はこちらです。
見れない方は「こちら」
ほとんどの方はリスニングより得点を稼げるパートだと思います。
上級者になってくるとリスニングの方が簡単に感じる人が増えてきますが、700点いかない方はリーディングで高得点が取れているのではないでしょうか。
このパートに関しては素早く正確に解くスキルが問われます。
文章の難易度自体はパート6〜パート7で大きく難しくなることはありません。
問題数に対して文章が長くなっているだけで一文一文は中・高で習う英語で読解できます。
そこでスピードを上げるコツとしては、過去問や公式問題集を何度も解くことです。
一日一時間と決めて出来るところまでやる。これを何回も繰り返せば問題傾向だけでなく、読解力も上がりスピードが上がります。
また、簡単な英文を何回も音読することをオススメします。
某衛生予備校の講師が音読・音読・音読と耳にタコが出来るぐらいやるように言っているようですが、間違いなく音読すると英語力は伸びます見れない方は「こちら」
まず、トイックのリスニング勉強で一番やってはいけないのが、洋画や洋楽でリスニングの勉強をすることです。
もちろん効果はありますが、750点ぐらいを超えて初めて勉強として成り立つレベルです。
洋画を用いた参考書ならまだいいですが、自分でNetflixやYouTubeの字幕を見ながら解釈するのは時間が勿体ないです。
文法に圧倒的な自信があるのであればいいですが、日本語字幕で答え合わせするのであれば、それは絶対やめた方がいいです。
その会話の流れや英語の長さ(話している時間)に合わせて同じフレーズでも日本語字幕は変わってきます。
もちろん好きな映画やドラマで勉強するとモチベーションは上がると思いますが、大抵の人は勉強した感が出るだけでそこまで能力は上がっていないと思います。
まずはあまり無理せずにトイック用のリスニング教材で勉強しましょう。
綺麗な発音でゆっくり話してくれます。洋画などはトイックのリスニングスピードより1.5 倍から2倍ぐらい速いような気がします。
洋画の1〜2ラインを20〜30分かけて勉強するより、トイックの問題集を30分解く方が絶対いいと思います。
まずは理解した上で何回も聴くことです!
オススメの教材はこちらになります。
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最後にリスニングのちょっとした裏技を紹介します。実際に当日役立つかはわかりませんが、サイコロを回すより有効かと思います。
写真に載っている分かりやすい単語が使われていたら間違い。
よく引っ掛けでwaterやsoccerなど写真に写っている簡単な単語を使って引っ掛けようとしますが、大半が間違えです。
A,B,Cと答えを聞いていて答案用紙にマークする人が多ければそれが答え。
最初の方のパートは簡単な問題で最後まで質問や答えを聞かない人が結構います。
私もその一人なのですが、そんな人は答えがわかったら最後まで聞かずにマークします。そのタイミングの答えが答えです。
パート2は質問の5W1Hを聞き取るだけで結構解ける。
パート2 は質問に対してA〜Cの答えを選択する問題ですが、What・When・Where・Who・Why・Howを聞き取るだけで大抵はどんな答えが妥当か分かります。
それぐらい正解以外の答えは突拍子もない答えです。
トイックは他の英語試験と比べて頻度も高く安く受験することができますので、一回ぐらいの失敗で落ち込まず継続して頑張りましょう。
私も試験中お腹が痛くなり10分ぐらいお手洗いに行きリーディングが散々だった思い出があります。
トイックはあくまでも人とコミュニケーションをとるツールの一部(英語)の中の一部の能力(L&R)を点数付けする試験(英検やトッフル)の中の一部の試験(トイック)に過ぎません。
どうかトイックの勉強で英語を嫌いにならないでください。